LPOとは、ランディングページの最適化を意味し、特に広告などから流入してきたユーザーのコンバージョン率を高めるための取り組みです。
LPOには、専用ツールを用いたテストや分析、Webマーケティングに関する専門的知識が必須です。そのため、高い成果を出すためには、変化の激しいWebマーケティングのトレンドやこれまでのノウハウを多く持つLPOコンサルティング会社に依頼すると良いでしょう。
この記事では、おすすめのLPOコンサルティング会社と選び方、依頼する際の注意点、費用相場について紹介します。
なお、自社に合うLPOコンサルティング会社を探したいなら、株式会社レスターが提供する『レスターマッチングサービス』がおすすめです。
担当者が企業の課題をヒアリングし、多様なネットワークから最適な企業候補を選定、解決策の提案まで行いますので、自社に合うLPOコンサルティング会社探しをお手伝いすることが可能です。
おすすめのLPOコンサルティング会社10選
おすすめのLPOコンサルティング会社について以下の10社を紹介します。
株式会社SHIFT
公式サイト:https://www.assion.co.jp/
株式会社SHIFTはLPOツール『VWO』を提供する会社です。世界90ヶ国・2,500社以上での利用実績があります。直感的な操作が可能で、施策の分析からプロジェクトの管理まで行うことができます。
ツールの提供のみではなく、コンサルティングサービスも提供しており、成果を上げた実績も複数あります。テストの設計、実施から効果検証まで依頼することが可能です。
費用:15万円〜
デジタルアスリート株式会社
公式サイト:https://ppc-master.jp/
デジタルアスリート株式会社は、Webマーケティングの包括的な支援サービスを展開している企業です。
特に、リスティング広告を主軸としたWeb広告運用やランディングページ制作に強みを持ち、これまでに1,800社以上のクライアントに対する支援を行っています。
広告改善に留まらず、広告運用から得られるデータを活用してLPOを実施し、両方の効果を向上させることが可能です。
これにより、両方のサービスを一括で依頼できるため、全体的な成果を上げやすく、運用や効果検証にかかる手間やコストを削減することができます。
費用:要問い合わせ
株式会社Kaizen Platform
公式サイト:https://kaizenplatform.co.jp/
株式会社Kaizen PlatformはKAIZEN UXを提供する会社です。
UXに特化した専門家チームがWebサイトの改善をトータルで支援するサービスです。これまでに1,000社以上に導入され、50,000件を超える施策の実績があります。
自社だけでは解決が難しい課題に対して、迅速かつ高い分析力、さらに高度なシステム実装能力を駆使してサポートを行います。
費用:3万円〜
株式会社PULL-NET
公式サイト: https://www.pull-net.jp/
株式会社PULL-NETは、ECサイトの構築と運営代行を専門とするWeb制作企業です。数千件に及ぶランディングページの制作実績があり、美容、健康、食品関連のECサイトに関する豊富なノウハウを持っています。
制作からプロモーションまでの全てを一括で依頼でき、商品撮影やモデルの手配など、関連業務もすべて任せることが可能です。
また、Web広告やSNS運営など、制作後の施策にも対応しています。
費用: LP1本10万円〜
株式会社グラッドキューブ
公式サイト: https://corp.glad-cube.com/
株式会社グラッドキューブは、ヒートマップ解析、ABテスト、EFO対策を実施できるLPOツール「SiTest」を提供している企業です。インターネット広告運用支援に定評があります。
2019年にはGoogle Premier Partner Awardsの「動画広告部門」、2018年には「顧客成長部門」で日本国内第1位を受賞しています。特にリスティング広告においては国内でもトップクラスの実績を誇っています。
また、Meta Business PartnersやX(旧:Twitter)広告の正規代理店としても認定され、SNS広告でも高い評価を受けています。
LPの改善と広告運用を同時に行えるため、コストパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能です。
費用:要問い合わせ
株式会社デジタルアイデンティティ
公式サイト:https://digitalidentity.co.jp/
株式会社デジタルアイデンティティはデジタルマーケティング全般の支援を行う企業です。
特に広告運用に基づいた提案に強みがあり、主要な広告種類の取り扱いがあります。
各広告の最適化やLPOサービスの提供を行っているため、ユーザーの流入方法や動画、バナーの内容、LPの内容など、総合的に提案してもらうことが可能です。
費用:要問い合わせ
株式会社ニュートラルワークス
公式サイト:https://n-works.link/
株式会社ニュートラルワークスは、デジタルマーケティングの支援とウェブ制作を手がける企業です。LPOコンサルティングサービスを提供し、ターゲットユーザーの性別、年齢、家族構成、収入などを詳細に分析した上で、最適な提案を行います。
さらに、競合分析においては、ユーザーに商品やサービスを効果的にアピールするための徹底したアプローチが特長です。
費用:要問い合わせ
株式会社ベクトル
公式サイト:https://vectorinc.co.jp/
株式会社ベクトルはLPOツール『LPO課長』を提供している会社です。
デザインパターンや改善施策のデータベースを提供している点が特徴で、ノーコードでABテストや離脱防止ポップアップを実装できます。実装が簡単にできるため改善PDCAを早く回すことができます。
また、ツールの提供のみではなく、CVR改善のコンサルティングサービスも提供しています。
費用:要問い合わせ
DLPO株式会社
公式サイト: https://dlpo.jp/consulting/
DLPO株式会社は、国内で実績No.1を誇るLPOツール「DLPO」を提供する企業です。このツールは、ABテストや多変量テスト、パーソナライズなどの多彩な機能を備えており、800社以上の企業で導入されています。
ツールの提供に加え、LPOコンサルティングサービスも展開しており、テストプランの提案や実装の代行を依頼することが可能です。
さらに、LPOプロジェクトを一括で代行するサービスやABテストの代行、ツールの設定作業を依頼できるオプションも用意されています。
費用:
【LPOコンサルティング料金】月額10万円〜
【LPOツール利用料金】初期費用20万円、月額10万円〜
株式会社ポストスケイプ
公式サイト:https://postscape.jp/
株式会社ポストスケイプは、LP制作やABテストが簡単に実施できるLPOツール「CVX」を提供する会社です。
CVXは、200種類以上のLPデザインテンプレートが標準搭載されているため、ABテスト用のLP制作や大量のLPを制作したい場合に簡単に社内で作成を進めることができます。
また、コンサルティングサービスの提供も行っているため、改善施策により効果を最大化することが可能です。
費用:
【コンバージョン改善コンサルティング料金】月額15万円〜
【LPOツール利用料金】要問い合わせ
LPOとは
LPOとは「Landing Page Optimization(ランディングページ最適化)」の略であり、ランディングページ(LP)を訪問したユーザーのニーズに応じて最適化し、コンバージョン率(CVR)を向上させるための手法を指します。
主な手法としては、ファーストビュー(ページを開いた瞬間に表示される部分)の改善により直帰率を低下させる方法や、サイト内の導線や情報構造を整理することでCVRを改善する方法などが挙げられます。
これらの取り組みには専門的な知識が必要であり、さらに長期間にわたって継続的に取り組むことが重要です。
LPOを実施する際、LPOコンサルティング会社に依頼することで、既存のLPの改善提案や新しいLPの制作、さらにはその効果検証や広告運用も含めた戦略的なマーケティングの提案を受けることが可能です。
このような専門的なサポートを活用することで、より効果的な結果を得ることが期待できます。
LPOコンサルティングのメリット
LPOコンサルティング会社に依頼するメリットとして以下の4つを紹介します。
専門的な知見を活かせる
LPOコンサルティングを依頼することで、コンサルティング会社が持つ専門的な知識や、これまでの案件で培ってきた豊富なノウハウを活用することが可能です。
LPOコンサルティング会社が持つ独自の知見を基に、ユーザーの行動パターンや検索キーワード、さらにはその背後にあるニーズを緻密に分析し、具体的な改善策を提案してもらえます。
また、LPOにおいては効果検証と改善のプロセスが不可欠です。
コンサルティング会社のサポートを受けることで、効率的かつ、より精度の高い施策を実施できるようになります。そのため、自社だけでLPOに取り組むよりも、短期間で高い成果を上げることが期待できます。
業務効率化につながる
LPOは、単発の施策ではなく、一定期間にわたって継続的に取り組む必要があります。
得られたデータを分析し、その結果を基に新たな仮説を立て、ページの改善を繰り返すプロセスが重要です。
このようなサイクルを繰り返すことで、効果的にコンバージョン率(CVR)を向上させていくことができます。
LPOコンサルティングに依頼することで、LPOに関わる複雑で時間のかかる分析、制作、効果検証といった業務を外部の専門家に任せることが可能です。
そのため、社内のリソースを本来の業務に割くことができます。特に、他のマーケティング活動やビジネスの戦略に集中したい場合に、LPOの業務負担を軽減することは大きなメリットとなります。
人件費削減につながる
LPOを実施できる人材を自社で採用しようとすると、人件費や採用活動にかかるコストが発生します。
また、採用した人材が施策を実施し、その効果が現れるまでには時間がかかるため、全体的な予算が大幅に膨らむ可能性があります。
一方で、LPOコンサルティングに依頼する場合、必要なタイミングで必要な期間だけ専門的な業務を外部に委託することができます。これにより、長期的な人材確保や教育にかかるコストを抑えつつ、専門的な知見を活用して高い効果を期待することが可能です。
LPOツールの使い方を学べる
LPOでは、効果的なABテストを実施するために、専用のLPOツールを活用する必要があります。
しかし、これらのツールを正しく使用できないと、適切なテストが行えず、正確な効果検証が難しくなります。ツールの設定ミスやデータの誤解釈は、結果的に改善施策の失敗につながる可能性があります。
LPO会社の中には、ツールとコンサルティングサービスの両方を提供している会社があるため、依頼することでツールの正しい使用方法を学ぶことができます。
また、コンサルタントのサポートを受けながらツールを使用することで、テストの精度が向上し、より信頼性の高い効果検証が行えるようになります。
LPOコンサルティング会社の選び方
LPOコンサルティング会社を選ぶ際のポイントについて紹介します。
LPO制作・改善の実績が豊富か
LPOの実施には高い専門性や豊富なノウハウが必要となるため、これまでの実績や経験が豊富な会社を選ぶことでより高い成果を期待できます。
ツールを使用して蓄積される定量的なデータと分析による定量的な示唆に加えて、これまでの経験から得られた定性的な示唆を様々提案できる可能性があります。
また、実績が豊富でも、高い成果を出せていない可能性もあるため、改善までの具体的なプロセスや結果としての定量的な数値をヒアリングする必要があります。
得意分野とニーズがマッチするか
LPO代行会社には、それぞれ得意分野があるため、自社の依頼したいニーズに合った専門性を持つコンサルティング会社を選ぶ必要があります。
例えば、ECサイトのLPOを希望する場合は、ECサイトの改善実績が豊富なコンサルティング会社を、リスティング広告やSNS広告など流入元となる広告運用に課題がある場合は、広告運用に強みのある会社を選ぶと良いでしょう。
費用対効果が適切か
LPOのコンサルティングには費用がかかります。
費用に対して効果を最大化できるよう、予算と目的を明確にしておきましょう。LPO会社を選定する際に、事前に予算を伝え、予算の範囲内でどこまで対応してもらえるか確認しましょう。
その上で期待される効果と料金のバランスが最適かを検討する必要があります。
LPOコンサルティング会社に依頼する際の注意点
LPOコンサルティング会社にLPOを依頼する際の注意として以下の2つを紹介します。
LPOを依頼する前に広告を最適化する
LPは基本的には広告の受け皿として制作されるため、流入元のほとんどは広告であることが多いです。そのため、LPOに取り組むタイミングとしては、広告運用が最適化されLPへのアクセスを最大化できた時がベストです。
LPOによるCVR改善の効果は、流入が多ければ多いほどよくなるため、良い効果を発揮するためにも、まずは広告運用を改善する方が良いです。
数値目標、予算、依頼範囲を明確にする
LPは直接的に売り上げに直結するものもあれば、資料請求などリード獲得がゴールとなる場合もあります。
何を最終的に改善する指標とするのか、どれくらい効果をあげたいのか数値目標を明確にしましょう。また、費用対効果を最大化するためにも、目標数値化から得られる事業的な利益に対して、コンサルティングにかけられる予算を算出することが大切です。
これらを事前に検証した上で、コンサルティングの対象範囲としてどこまで依頼するのか明確にすることができます。
LPOコンサルティングの費用相場
LPOコンサルティングの費用相場は、依頼する業務の内容によって異なります。
代行を依頼する業務別の費用相場を紹介します。
依頼内容 | 費用相場 |
既存LPの問題点の分析・修正 | 3万円〜10万円程度/回 |
既存LP分析・調査、改善提案、新規LPの制作や既存LPの修正 | 30万円〜40万円程度/回 |
LPの分析、施策の立案・実施、改善といったPDCAサイクルを継続的に実施 | 10万円〜30万円程度/月 |
相場としては、10万〜30万円程度となります。
一番簡易的な既存LPの修正については10万円以内で対応可能な場合が多いです。既存LPの分析と改善提案や新規LPの作成、また、改善PDCAの継続を行う場合には、30万程度が相場となっています。
まとめ:LPOコンサルティング会社を探すならレスターマッチングサービスがおすすめ
LPは検索結果の広告から流入を獲得する場合が多く、企業が設定しているターゲットユーザーのうち最も意欲の高いユーザーを獲得しやすいページとなっています。
LPOを実施することにより、LP経由のコンバージョンを増加させることが可能です。
効果を出せるLPの改善や新規制作には専門的な知識が必要なため、LPOコンサルティング会社に依頼することで成果を最大化させることができます。
LPOコンサルティングを依頼したいけれど、どの企業が自社にとって最適かわからないという場合には、レスターマッチングサービスがおすすめです。
『レスターマッチングサービス』は、コンサルティング型のビジネスマッチングサービスで、担当者が企業の課題をヒアリングし最適な企業候補の選定から解決策の提案まで行います。
独自のネットワークに加え、他のビジネスマッチングサービスのデータベースや金融機関との連携により幅広い企業を紹介することが可能なため、自社に合うLPOコンサルティング会社探しをお手伝いすることが可能です。