商品のパッケージは消費者の目に多く触れる機会があるため、パッケージデザインは商品や企業のブランディングに非常に重要な役割を果たします。
パッケージデザイン会社に制作を依頼することで、これまでの制作の経験や知見を踏まえたアドバイスやデザインを提案してもらうことができ、マーケティングの目的やターゲットに合わせたより効果的なデザインを作成することができます。
この記事ではおすすめのパッケージデザイン会社と選び方、費用相場や効果的なデザイン制作のポイントを紹介します。
おすすめのパッケージデザイン会社10選
おすすめのパッケージデザイン会社について以下の10社を紹介します。
株式会社グライド
公式サイト：https://www.gride.biz/
株式会社グライドは大阪府大阪市に本社があるデザイン会社です。
トータルデザインコンサルティングやパッケージブランディングデザインを提供し「売れるためのデザイン」にこだわっています。
トータルデザインコンサルティングを提供しているため、、パッケージデザインのほかにも売り場のポップやパンフレットの作成など、全体で商品が売れるためのデザイン作成を提案してもらうことができます。
株式会社ヘルメス
公式サイト：https://www.hermesinc.co.jp/
株式会社ヘルメスは、東京都渋谷区に本社を構えるパッケージデザイン会社です。設立から30年の歴史があり、2,500社以上の取引実績を持つ老舗企業です。
主にパッケージデザインを手掛けており、グラフィックデザインやWEBデザインにも対応しています。
多くのクリエイターが在籍しているため、幅広いデザインの提案が可能で、特に食品分野のデザインに強みがあります。
株式会社T3デザイン
公式サイト：https://t3design.co.jp/
株式会社T3デザインは、東京都渋谷区にあるデザイン会社で、各種デザイン企画・制作やグラフィックデザインを手掛けています。
ブランドの個性をデザインで表現するために、ブランドコンセプトの開発からパッケージ化までを一貫してサポートしています。
パッケージデザイン、ラベル、ロゴデザインなど、多岐にわたるジャンルでデザインを提案しており、化粧品、飲料、食品、ゲームなどの分野で、大手企業を含む約400社と豊富な取引実績があります。
株式会社SAGA
公式サイト：https://sagainc.co.jp/
株式会社SAGAは、東京都江東区に本社を構えるデザイン会社です。パッケージデザインだけでなく、ブランドのネーミング作成やコピーライティング、撮影、WEBデザインなど、幅広い分野でブランディングのサポートを行っています。
その高いデザイン性が特徴で、化粧品、酒類、洋菓子など多様なジャンルのデザインを手掛けています。クライアントも大手企業から地方企業まで幅広く、豊富なパッケージデザイン制作実績を誇ります。
イセ株式会社
公式サイト：https://isekabu.co.jp/
イセ株式会社は、富山県高岡市に本社がある総合商社です。
デザイン会社ではありませんが、北陸圏でトップクラスのシェアを持つ梱包資材のデザイン提案・作成を行っています。
自社工場を所有しており、全国の仕入れ先と提携しているため、低コストでの作成が強みとなっています。
gift
公式サイト：https://www.gift-design.tokyo/
giftは東京を拠点に活動するパッケージデザイン会社です。
商品のコンセプトや訴求ポイントを深く理解した上でデザインを提案し、必要に応じてブランド名や商品名、キャッチコピーなども提案してもらうことができます。
また、パッケージデザインの他にも、ポスターをチラシの作成など販売促進に必要なツールの作成もサポートしてくれます。
株式会社デザインオフィス・ユニ
公式サイト：https://douni.co.jp/
株式会社デザインオフィス・ユニは、1960年創業の老舗パッケージデザイン会社です。
もともとはポスターや雑誌広告、ポップ制作を行っていましたが、これらで培った経験とノウハウを活かし、パッケージデザインの領域でも事業を展開しています。
１つの案件を複数のデザイナーが担当するため、デザインが偏ることなく、多角的な視点から最適なデザインを提案してもらえる特徴があります。
株式会社アメージングデザイン
公式サイト：https://amazing-design.co.jp/
株式会社アメージングデザインは東京都港区にあるホームページ・チラシ・パンフレット制作を手掛けるデザイン会社です。
クライアントの制作目的を親身に聞きヒアリングを重視するのが特徴で、ヒアリング内容をもとに戦略やストーリーを作成し、パッケージデザインに反映してもらうことができます。
差別化、ポジショニング、ターゲティングを明確にした上でデザインを作成してもらうことができるため、戦略的なデザイン作成を求める方におすすめです。
株式会社ベネディクト
公式サイト：https://www.benedict.jp/
株式会社ベネディクトは、東京都目黒区に拠点を置き、パッケージやロゴ、グラフィックデザインを手がけるデザイン会社です。
これまでに多数のパッケージデザイン制作の実績があり、「売れる商品を作る」という視点から、多くの人々に愛されるデザインを提案しています。思考力と技術力を強みとし、店頭で消費者の目を引くデザインを追求しています。
株式会社カラーインク
公式サイト：http://colorinc.jp/
株式会社カラーインクは、KATEやNUDYといった化粧品のパッケージデザインを幅広く手がける企業です。
常に人々の生活を観察し、思考や関心を研究しています。コンセプトやデザイン依頼書だけでは汲み取れない本音を深く掘り下げ、ブランドのリアリティを自然にパッケージに表現するデザインを提案しています。
パッケージデザイン制作の費用相場
パッケージデザインにかかる費用には主に以下の3つがあります。
- 企画・プランニング費：約5～15万円
- デザイン費：約3～20万円
- 印刷・加工費：約90～130円/1個
これらの合計金額が発注した場合にかかる費用となりますが、デザインなどでさらに細部までこだわる場合は、全体として数百万円以上かかる場合もあります。
効果的なパッケージデザイン制作のポイント
パッケージデザインは消費者の目に触れる機会が多いため、企業のブランディングの観点からもどんなデザインにするかは非常に重要になります。
効果的に企業のイメージや商品の特徴を伝えられるデザインにする必要があるでしょう。
デザインの目的を定め、簡潔でわかりやすさを意識する
商品のターゲット・コンセプトに従って、パッケージに盛り込む要素を絞り込みます。デザインの目的としては、お店での購入を促進するものやブランドイメージをアップするものなど様々あります。
デザインを制作する中でアピールしたい要素が数多く出てくるかもしれませんが、情報が多過ぎるパッケージデザインだと印象が薄くなり、結果的に目的の要素を効果的にアピールできないデザインになってしまう可能性があります。
デザインの目的を定め、簡潔でシンプルなデザインを意識すると良いでしょう。
一般的な商品カテゴリごとのデザインを踏襲する
パッケージデザインには定型はありませんが、商品によってはカテゴリーを象徴するデザインがあるものもあります。例えば、ある程度内容量が決まっている飲料などは、ペットボトルやガラスの瓶が利用されることが多いです。
これを踏襲することで、商品が「飲料」であることは消費者に自然とアピールできるため、他社との差別化を図るデザインに注力するだけで良くなります。
デザインで差別化を図るためにも、カテゴリごとの商品の定型がある場合には踏襲すると良いでしょう。
デザインの拡張性を意識する
初めは一つの商品のデザインのみを制作する予定でも、後々商品のバリエーションを増やしたり、上位・下位ブランド商品を展開する可能性もあります。
バリエーション追加に備えて、パッケージをデザインをする初期の段階で、拡張性を考慮したコンセプト・マーケティング戦略を検討しておくとよいです。
商品の将来的なバリエーション展開を頭に入れておかないと、1つの商品にしか適用できないデザインになってしまい、ブランド展開ができなくなる可能性があります。
パッケージデザイン会社を選ぶ際のポイント
パッケージデザイン会社を選ぶ際には、デザインの専門分野や得意分野、その分野での実績を確認し、自社の製品の特徴や分野とマッチしているか確認することでデザインの品質を担保することができます。
また、予算との兼ね合いから費用対効果を最大化するため、複数社に見積もりをとり、予算の範囲内でクオリティの高いデザインを作成してもらえる会社を選ぶことが大切です。
デザインの専門分野・得意分野を確認する
自社の製品やコンセプトに合うデザイン会社かどうかを判断するために、デザイン会社の得意とする業界や製品のジャンルなどを確認しましょう。
得意分野が一致している場合、希望するイメージに近いデザイン制作を期待でき、自社にとってクオリティの高いパッケージを作成できる可能性が高まります。
実績を確認する
過去の制作実績を確認することも大切です。
ホームページに掲載している制作実績などを確認すると、これまでに実績のある分野やパッケージ内容などもわかるためどのようなデザインが納品されるのか、どんなクオリティで制作してきたのかを事前に確認することができます。
費用対効果が予算を合うか確認する
会社によって見積額は異なるため、依頼先を決める場合には相場をふまえて複数の会社から見積もりを取り、自社の予算との兼ね合いと品質を担保しながら費用対効果の高い制作会社を選ぶことが大切です。
まとめ：パッケージデザイン会社を探すならレスターマッチングサービスがおすすめ
商品パッケージは、消費者の目に触れる機会が多く、購入意欲をかき立てる役割を持つものでもあるため、企業や商品のブランドを意識しつつ作成することが重要です。
「パッケージをより効果的なものにするための戦略から参入してもらいたい」、「実績が豊富な企業にお願いしたい」など、自社の要望や商品のジャンルにあったデザイン会社を選ぶことでよりクオリティの高いパッケージを作成することができるでしょう。
自社に合うパッケージデザイン会社を探したいという場合には、レスターマッチングサービスがおすすめです。
『レスターマッチングサービス』は、コンサルティング型のビジネスマッチングサービスで、担当者が企業の課題をヒアリングし最適な企業候補の選定から解決策の提案まで行います。
独自のネットワークに加え、他のビジネスマッチングサービスのデータベースや金融機関との連携により幅広い企業を紹介することが可能なため、物流課題の解決に最適な企業を紹介することが可能です。
