インターネットの普及により、あらゆるものがインターネットにつながるようになりました。IoTなどにより利便性が高まる一方で、ネットワークデータの悪用などセキュリティ面の課題が多いのが現状です。
コンピューターウィルスへの感染や不正アクセス、機密漏洩、情報の改ざんなど、脅威は日々増しているため、インターネットを利用したシステムを開発する際には、セキュリティ対策が非常に重要です。
この記事では、おすすめのサイバーセキュリティ会社と費用相場、選び方のポイントを紹介します。
なお、自社に合うサイバーセキュリティ会社を探したいなら、株式会社レスターが提供する『レスターマッチングサービス』がおすすめです。
コンサルティング型のビジネスマッチングサービスです。担当者が企業の課題をヒアリングし、多様なネットワークから最適な企業候補を選定、解決策の提案まで行いますので、自社に合うサイバーセキュリティ会社探しをお手伝いすることが可能です。
おすすめのサイバーセキュリティ会社10選
おすすめのサイバーセキュリティ会社について以下の10社を紹介します。
トレンドマイクロ株式会社
公式サイト:https://www.trendmicro.com/ja_jp/business.html
トレンドマイクロ株式会社は、東京都に本社を構えるインターネットセキュリティ企業です。グローバルな脅威データベースやAI技術を活用し、未知の攻撃やマルウェアへの迅速な対応を実現しています。
特にクラウドセキュリティやゼロトラストモデルの推進に注力しており、AWSやAzureなど主要クラウドプラットフォーム向けの高度な対策を提供しています。さらに、IoTや産業用制御システムのセキュリティも強化し、多様な業界のニーズに応えています。
サイバートラスト株式会社
公式サイト:https://www.cybertrust.co.jp/
サイバートラスト株式会社は、東京都に本社がある企業です。認証基盤技術を中心に、信頼性の高いセキュリティサービスを展開している点が特徴です。電子証明書を用いた認証や暗号化技術により、インターネット上の通信や取引を保護し、セキュリティリスクの軽減に貢献しています。
また、IoTセキュリティにも注力しており、デバイスの安全な運用を支援する仕組みを提供しています。クラウド環境におけるセキュリティ対策も強みの一つで、最新の技術を用いてデータやシステムを保護します。
さらに、セキュリティインシデントの予防だけでなく、発生後の迅速な対応を可能にする体制を整えており、企業や組織が安心してデジタル技術を活用できるよう支援しています。
株式会社アイティセキュリティ
公式サイト:https://www.itsec.co.jp/
株式会社アイティセキュリティは、東京都に本社のある企業です。セキュリティ診断やコンサルティングを通じて、企業のシステムやネットワークの脆弱性を的確に評価し、改善策を提案します。また、24時間365日の監視体制を備えたセキュリティ運用サービスを提供し、サイバー攻撃の早期発見と迅速な対応を実現しています。
クラウドやIoTなど新たな技術領域にも対応可能で、最新の脅威に対する防御策を強化しています。
株式会社アルテミス
公式サイト:https://www.artemis-jp.com/
株式会社アルテミスは東京都にあるIT情報セキュリティ専門企業です。システム脆弱性診断やリスク評価を通じて潜在的なセキュリティリスクを特定し、それに応じた最適な対策を提案します。
さらに、AIや機械学習を活用した先進的な防御システムを導入し、未知のサイバー攻撃やマルウェアにも迅速に対応可能です。24時間体制の監視サービスを提供し、異常検知やインシデントへの即時対応を実現しています。
株式会社ブロードバンドセキュリティ
公式サイト:https://www.bbsec.co.jp/index.html
株式会社ブロードバンドセキュリティは、リスクアセスメントを通じてセキュリティ対策の有効性を第三者の視点で評価し、不足している部分について具体的な改善提案を行います。
また、セキュリティアドバイザリーでは、社内規程や情報システムの両面から企業の情報セキュリティ体制構築を支援し、個別ニーズに合わせた柔軟なサポートを提供します。
さらに、テレワーク環境の拡大に対応し、分散化する情報資産を守るための新しいセキュリティ手法を提案しています。
株式会社イエラエセキュリティ
公式サイト:https://gmo-cybersecurity.com/
株式会社イエラエセキュリティは、東京都の企業です。国内外で実績を持つホワイトハッカーを積極的に採用し、高い技術力を確保している点が特徴的です。
社員には、自動車セキュリティハッカソン2017での準優勝や、Google CTF 2017(スイス)での世界4位、IoT × Security Hackathon 2016での優勝といった国際的な大会での受賞歴を持つ者が多く在籍しています。
最新の攻撃手法に対応するため、常に技術を更新し、顧客の防御力を向上させることを目指しています。
セキュリティ運用支援では、迅速な異常検知と対応を可能にし、サイバー攻撃によるリスクの最小化を実現します。
株式会社ラック
公式サイト:https://www.lac.co.jp/
株式会社ラックは、Web関連のさまざまなソリューションをはじめ、コンサルティングやセキュリティ対策、DX導入支援、システム開発など多岐にわたるサービスを展開しています。
特にセキュリティ分野では、システムの安全性を確保するだけでなく、従業員のセキュリティ意識を高めるための研修プログラムも提供している点が特徴です。
また、コンサルティング業務においては、セキュリティ診断や情報漏洩の有無を確認する調査に対応しており、万が一問題が発生した際には迅速な緊急対応サービスも利用可能です。
株式会社サイバーセキュリティクラウド
公式サイト:https://www.cscloud.co.jp/
株式会社サイバーセキュリティクラウドは、クラウドセキュリティ分野に特化したソリューションを提供し、企業や組織の情報資産を守ることに注力しています。
同社の主力サービスには、AI技術を活用したWAF(Web Application Firewall)があり、Webアプリケーションへの不正アクセスやサイバー攻撃をリアルタイムで検知・防御する機能が特徴です。これにより、攻撃の種類や規模にかかわらず、
迅速かつ柔軟な対応を実現しています。また、サービスの導入から運用までを支援するサポート体制も充実しており、セキュリティ運用に不慣れな企業でも安心して利用できます。
株式会社インターネットイニシアティブ
公式サイト:https://www.iij.ad.jp/
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、日本を代表するインターネットサービスプロバイダーとして、サイバーセキュリティ事業においても高い信頼性と技術力を誇ります。
主力サービスには、高度な脅威検知機能を備えたファイアウォールやネットワーク監視、DDoS攻撃への防御ソリューションが含まれます。さらに、IIJ独自の技術と経験を活かし、顧客の環境に合わせた柔軟なセキュリティ対策を提供しています。
ネットワンシステムズ株式会社
公式サイト:https://www.netone.co.jp/
ネットワンシステムズ株式会社は、法人顧客の課題解決を目指したセキュリティソリューションの提案に強みを持つ企業です。
特に、工場や事業所といったセキュリティ担当者が不在であることが多い環境でのマルウェア感染や情報漏洩、生産ラインの停止といったリスクに対するサービスを提供しています。
「Fore Scout」は、すべてのIPデバイスを包括的に可視化し、状態を管理できる機能を持ちます。さらに、IoT機器の可視化を超えて、他のシステムと連携することでIPデバイスの制御を実現します。ネットワークアクセスの通知や制御を行い、スイッチやファイアウォールなどとの連携も可能です。
サイバーセキュリティとは
サイバーセキュリティとは、コンピューターシステムやネットワーク、データを外部からの攻撃や不正アクセス、情報漏洩、破壊、盗難などから守るための技術や仕組み、またそれらを運用するための取り組み全般を指します。
これには、ウイルス対策ソフトやファイアウォールの利用、データ暗号化、ユーザー認証などの技術的な対策に加え、従業員教育やセキュリティポリシーの策定など、人的・組織的な対策も含まれます。
サイバー攻撃の手法が進化し続ける中で、サイバーセキュリティは、個人情報の保護や企業の機密情報の維持、さらには国や社会全体の安全を守るために非常に重要な役割を果たしています。
サイバーセキュリティ会社に依頼する際の費用相場
サイバーセキュリティ会社に依頼する際の費用は、提供されるサービスの種類や範囲、企業の規模、必要なセキュリティレベルによって大きく変動します。以下に主なサービスとその費用相場をまとめました。
1. ウイルス対策ソフトの導入
- 費用相場: 1台あたり年間3,000円~5,000円程度
- 内容: マルウェアやウイルスからPCを保護するソフトウェアの導入
2. UTM(統合脅威管理)の導入
- 費用相場: 接続PC台数10~30台の場合、端末代が15万~20万円、月額費用が5,000円~1万円程度
- 内容: ファイアウォールや侵入検知システムなど複数のセキュリティ機能を統合した機器の導入
3. 脆弱性診断の実施
- 費用相場: 診断内容や範囲により異なりますが、例えばWebアプリケーション標準診断で85万円~、プラットフォーム脆弱性診断で35万円~などがあります。
- 内容: システムやネットワークの脆弱性を検出し、改善策を提案
4. ペネトレーションテスト(侵入テスト)
- 費用相場: 実施内容や期間によって変動しますが、700万円~1,000万円程度が一般的です。
- 内容: 実際の攻撃を模倣してシステムの防御力を検証
5. SOC(セキュリティオペレーションセンター)サービス
- 費用相場: 月額80万円~、初期費用150万円~(スタンダードプランの場合)
- 内容: 24時間体制でのセキュリティ監視やインシデント対応
6. サイバー保険への加入
- 費用相場: 企業規模や業種により異なりますが、年商1億円の会社の場合、月額30万円前後が一般的です。
- 内容: サイバー攻撃による損害賠償や復旧費用を補償
これらの費用はあくまで一般的な相場であり、具体的な金額は各企業の状況やニーズ、依頼するセキュリティ会社によって異なります。詳細な見積もりやサービス内容については、複数のセキュリティ会社に問い合わせ、比較検討することをおすすめします。
サイバーセキュリティ会社の選び方のポイント
サイバーセキュリティ会社を選ぶ際のポイントについて以下の3つを紹介します。
専門性と実績があるか
サイバーセキュリティでは専門的な知識が非常に重要となります。特に、自社と同規模や同業界での実績がある場合、より適切な対策を期待できます。
これまでの実績を調べ、クライアントからの評価が高いかどうかを確認しましょう。
最新のソリューションを提供しているか
サイバーセキュリティの手法は日々進化しているため、セキュリティ会社が最新のソリューションを提供しているかは重要です。最新の技術を提供しているか、提供しているサービスやツールのアップデートは頻繁に行われているか確認しましょう。
包括的なセキュリティ対策を行なっているか
一部のセキュリティ対策だけでは、十分に対策できていない可能性があります。企業が提供するセキュリティ対策が、包括的であるかを確認する必要があるでしょう。
依頼先の企業がネットワークやエンドポイント、クラウド環境などあらゆる環境への対策を提供しているか確認しましょう。またシステムに対する対策だけではなく、従業員への教育など人的な対策も必要です。
まとめ:サイバーセキュリティ会社を探すならレスターマッチングサービスがおすすめ
インターネット技術の進化により、サイバー攻撃の手法も日々進化しています。
サイバー攻撃を受けると、企業の大切な情報資産が漏洩したり、業務ができなくなったりする可能性があり、企業の事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。
専門会社に依頼し、事前に対策を進めておくことが重要です。
サイバーセキュリティ会社に依頼したいけれど、どの企業が自社にとって最適かわからないという場合には、レスターマッチングサービスがおすすめです。
『レスターマッチングサービス』は、コンサルティング型のビジネスマッチングサービスで、担当者が企業の課題をヒアリングし最適な企業候補の選定から解決策の提案まで行います。
独自のネットワークに加え、他のビジネスマッチングサービスのデータベースや金融機関との連携により幅広い企業を紹介することが可能なため、自社に合うサイバーセキュリティ会社探しをお手伝いすることが可能です。