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インターネットの普及やコロナ禍における利用の加速により、近年ビジネスマッチングサービスが注目されています。

ビジネスマッチングサービスは、企業や個人の売りたい・買いたいというニーズを結びつけ、お互いにWIin-Winな関係となるビジネスパートナーを見つけることができるサービスですが、物流業界においてもサービスの展開や利用が進んでいます。

この記事では、物流におけるビジネスマッチングサービスである物流マッチングについて、求められる背景や利用するメリット、おすすめのサービスを紹介します。

物流マッチングサービスとは

物流マッチングサービスとは、物流分野でビジネスマッチングを行うことを指します。

主なサービス内容としては、荷主とドライバーを結びつけることが目的であることが多いです。

荷主とドライバーを効率的に結びつけることを目的としており、荷主が配送を依頼したい時に、物流マッチングサービスを利用することにより配送業者を探すことができます。

荷主は配送業者を見つけることができ、ドライバーは空き時間や空きトラックを有効活用することができるため、運送の効率化とコスト削減につながることが期待されます。

物流業界でビジネスマッチングが求められる背景

なぜ物流業界では、物流に特化したビジネスマッチングサービスが求められているのでしょうか。

インターネットの普及により、消費者はオンラインでいつでもどこでも買い物ができるようになりました。配送の需要は増加する一方でドライバーが不足しているという現状から、配送を依頼したい時にすぐに配送を担当できるドライバーとマッチングできるサービスにニーズが出てきました

増加する配送の需要に対して、限りあるドライバーのリソースを効率よく活用するために、物流マッチングサービスが求められています。

緊急で依頼したい配送が発生した場合にも、サイトやアプリでサービスが提供されることの多い物流マッチングサービスはリアルタイムでトラックの空き状況などを確認することができるため、普通に配送を依頼するよりも早く対応できるというメリットがあります。

物流マッチングサービスの活用方法

物流マッチングサービスの活用方法には以下の3つがあります。

それぞれの活用方法について紹介します。

  • 配送会社とのマッチング
  • 個人事業主のドライバーとのマッチング
  • 空車情報の共有

配送会社と荷主のマッチング

1つ目は配送会社と荷主のマッチングに活用する方法です。物流マッチングサービスを利用することで、マッチングサービスの協力会社である配送会社のトラックの空き情報を確認できるようになります。荷主はその情報を確認し、空きがあれば配送を依頼することができます。

こちらのサービスは主にBtoB向けの商品の運送に利用されることが多いようです。

個人事業主のドライバーと荷主のマッチング

2つ目は個人事業主のドライバーと荷主のマッチングに活用する方法です。物流マッチングサービスに登録している個人事業主のドライバーに配送を依頼することができます。

トラック以外にも、自転車や自動車での運送依頼も可能なため、1度に運送する荷物が少ない場合でも気軽に依頼することができます。

アプリやサイトなど物流マッチングサービスの提供方法はさまざまですが、アプリで簡単に依頼できる場合も多いため、緊急時の配送にも活用できます。

空車情報の共有

3つ目は、全国のトラックの空車情報を確認するために活用する方法です。

物流マッチングサイトを利用することで、全国のトラックの空車状況をリアルタイムで共有できるため、荷主は状況を確認しつつ配送をお願いすることができます。

物流マッチングサービスを利用するメリット

荷主が物流マッチングサービスを利用するメリットには以下の3つがあります。

  • 緊急の配送依頼に対応できる
  • 低価格で配送可能
  • 配送トラブルの防止

緊急の配送依頼に対応できる

物流マッチングサービスを利用することにより、空きトラックを検索し、利用できる車両とドライバーが見つかればすぐに手配することができるため、緊急の輸送に対応することができます。

特に、BtoBでの輸送のようなトラック1台を必要とする大口の輸送依頼を緊急で依頼したい場合には、配送会社に何社も依頼をかける必要性が出てくるなど調整が大変になります。

物流マッチングサービスを利用することで、空いているトラックの状況を1回で確認できるため、緊急手配もしやすくなります。

低価格で配送可能

マッチングサービスを利用することで、荷主は直接ドライバーに配送を依頼することができます。仲介者を介すことなく輸送依頼ができるため、手数料なしで発注することができ、コスト削減につながります。

特に、トラックを貸し切って運ぶほどの量がない場合には、個人事業主に依頼し、自転車や自動車で運んでもらうことができる場合もあるため、配送する荷物の特徴に応じて配送方法を選ぶことができればさらにコストを抑えて配送することができます。

配送トラブルの防止

空き車両の検索ではトラックごとの状況を確認し、配送依頼をかけるため、トラック1台を荷主の荷物で貸し切ることができます。他の荷主の荷物と混ざる可能性がないため、配送の遅延や荷物の紛失などのトラブルを防ぐことができます

物流業界におすすめのビジネスマッチングサービス5選

物流を依頼するにあたってのおすすめのマッチングサービスについて以下の5つを紹介します。

  • ピックゴー
  • トラボックス
  • 物流SOS
  • ハコブリッジ
  • MOVO

ピックゴー

公式サイト:https://pickgo.town/

ピックゴーは、CBcloud株式会社が運営する物流マッチングサービスです。

個人事業主の配送ドライバーが多く登録しているため、小口の荷物配達に強みを持ちます。24時間365日対応可能で、登録ドライバー数2万人以上、一般貨物車両数1万台以上で即日配達可能です。

個人事業主の配送パートナーを多く抱えていますが、配送会社パートナーもいるため、大口の荷物配送も依頼することができます。

トラボックス

公式サイト:https://www.trabox.ne.jp/

トラボックスはトラボックス株式会社が運営する、荷物を見つけたい会社と荷物を運んでほしい会社をつなぐ国内最大級の求荷求車サービスです。

こちらは運送会社同士のマッチングをメインとしているため、運ぶ荷物を見つけたい運送会社と荷物を運んで欲しい運送会社、空きトラックを見つけたい運送会社と空きトラックを活用してほしい運用会社などでマッチングが可能です。

累計運送会員数は15,000以上で、月間平均荷物情報数は140,000件以上、月間トラック情報数は9,000件以上と、豊富な会員数や情報量が特徴です。

利用料金は月額9,000円です。

物流SOS

公式サイト:https://www.b-sos.com/

物流SOSは、株式会社コネクシオが運営する物流業界のマッチングサイトです。

物流コンシェルジュとしてユーザーのニーズに合わせてプラットフォーム上の運送業者を検索・選定し、依頼主が求めている業者を一覧にして提案することで比較検討できます

利用料金は無料で、掲載企業数は600以上あります。

最短当日からの宣伝・掲載が可能です。

ハコブリッジ

公式サイト:https://www.hako-bridge.jp/carriers/

ハコブリッジは、株式会社ルーフィが運営する物流マッチングサイトです。ビジネス便に特化した配送マッチングサービスで累計の配送実績は80,000件以上になります。

依頼主はwebや電話、FAXで依頼を出すことができ、常住のオペレーターが運送会社やドライバーとのやりとりをサポートしてくれます。

また、アプリで利用できるため、必要になった際にすぐに利用できるというメリットもあります。

サービスは無料で利用することができます。

ハコベル

公式サイト:https://hacobu.jp/

ハコベルはセイノーホールディングス株式会社とラクスル株式会社の共同出資会社が運営するデジタル物流プラットフォームです。

軽トラックから大型トラックまで、荷物の量に合わせて配送便を選ぶことができ、スポット配送や緊急配送、定期配送などのサービスも選ぶことができます。

厳重な審査を通過した優良ドライバーが2,8000人登録しています。

配送内容を入力することで簡単に見積もりを算出することができ、配送状況もリアルタイムで確認することができるため安心です。

物流DXも配送も

物流のビジネスマッチングならレスターマッチングサービスがおすすめ

物流業界は、配送量の増加とドライバーの不足という課題を抱えており、ドライバーやトラックを有効活用し、荷主の依頼に応えることができるマッチングサービスの重要性は増しています。

物流マッチングサービスでは主に荷主とドライバーをマッチングさせることができますが、物流業務における課題は倉庫管理や輸配送管理など多岐に渡ります。

「輸送を依頼できる会社を探したい」、「物流課題を相談し解決できる企業を紹介してほしい」など、輸送の課題に限らず物流全般で解決したい課題がある場合には、レスターマッチングサービスがおすすめです。

『レスターマッチングサービス』は、コンサルティング型のビジネスマッチングサービスで、担当者が企業の課題をヒアリングし最適な企業候補の選定から解決策の提案まで行います。

独自のネットワークに加え、他のビジネスマッチングサービスのデータベースや金融機関との連携により幅広い企業を紹介することが可能なため、物流課題の解決に最適な企業を紹介することが可能です。

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